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Unpacking : Macbook Proの製品包装にみるECO

Macbook Proを購入し、箱を開けながら思った、AppleとECOのこと。
あくまで、僕が想像した話ですが…。

このブログを読んでくださってる方のうち
どれほどがApple Macintoshに興味があるのかわからないですが、
3回連続Macネタのうち、今回は第2回という位置づけ。

Appleのブランディングのひとつに、
「ECOで高性能でそれがスタイリッシュ」というテーマがあると思う(たぶん)。

Appleはハードウェアを作っているので、
ユーザが手に取ることでわかる「モノに対する価値観」を
コントロールしやすいんだろう。

省電力みたいな、ユーザビリティの範囲でのECOはもちろん、
おもてなし的演出が得意なAppleらしい、製品梱包にみるECOにはちょっと感動した。
うん、Apple自身、梱包材を削減するというのは公言してるけど、
実際見てみると、すごいなと思う。

これが、パッケージです。

Macbook Pro 13inch Package

外装である茶色の段ボールもだいぶちっちゃいなと思ったんだけど、
それを開けてみると、緩衝剤が特徴的。
よくみかける発泡スチロールで面に沿って固定するタイプと違って
角を基点に製品を支える緩衝剤なんですな。しかも、リサイクル紙製。

こういうの増えてるんだろうね。ちょっと前に買った別の機材のいくつかは
でっかい箱に大きな白い発砲スチロールで固定されていたので、新鮮でした。

昔のPowerbook G4 12inchに比べて、大きいはずのMacbook Pro 13inch。
箱のデカさは、段違いに小さい。

Macbook Pro 13inch Package

実際、わかりやすいように、CDケースと比較するとこんな感じ。

Macbook Pro 13inch Package

箱を開けてみると、中に黒いスポンジ材があって、筐体を固定してる。

Mackbook Pro 13inch Package

カラーリングもそうなんだけど、やっぱり、Appleお約束のこの言葉。
おもてなし精神の象徴です。

“Designed by Apple in California”
Macbook Pro 13inch Package

ちなみに、取説等のグッズはこんな感じで入ってました。

Macbook Pro 13inch Package

ECOというのは、今、僕らひとりひとりが考えて、
何らか取り組まなくちゃいけないことのひとつであることは
間違いないです。

僕自身は、僕なりの価値判断でECOに取り組み始めてますが、
ECOに興味を持てない人、やろうと思っても一歩踏み出せない人は、
おそらく、しばしば言われる「地球を救え」みたいな、
実は論理的にちょっとおかしいメッセージと、
「ECOは善、そうじゃないのは悪」みたいな、
狂信的な押しつけにひいてしまっている気もします。

Appleのように、モノを媒体として、
ECOがかっこいいとか、かわいい、クールみたいな価値観を
作っていこうとしているのは、僕は好感を持ちます。
もっと多種多様のモノが、そういう性格を帯びてくるといいですなぁ。

Macbook Pro 13inch Package

人類は、生存のためにモノを作ってきた。
やがて、ある程度の生存が保証されると、
外敵を駆逐し、自らが繁栄するためにモノを作ってきた。
そして、いよいよあらゆる環境との共存共栄を目指して
モノを作っていく時代である。

ところで、マイケル・ジャクソンを思えば、
彼は本当の大金持ち、つまりお金的な繁栄を勝ち取った人で、
金持ちの鏡だったという意見があるけど、
物質がそうであれば、マネーの世界も似たようなもんなのかも知れないね。

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