Macbook Proのトラックパッドの硬さを自分で調整して、だいぶ快適になりました。
この記事の続き的なお話です。
「せっかくバッテリーを外すので、トラックパッドの調整もしよう。」という事でもあるのですが、
バッテリーの交換表示が出る程に使っていると、リチウムポリマーバッテリーが膨張し、
それがトラックパッドの機構を圧迫していて、可動をおかしくしているケースがあるようなのです。
まさに僕のMacbook Proもそうだったのですが、毎日使っていると、ほんの少しずつトラックパッドが
おかしくなっていく事には気づきづらく、あれっ?押しづらい、強くクリックしても反応しない!
と気づいた時には、腱鞘炎になっていた…というオチでした。
そう言えばMacbook Proを使っていると最近、手が疲れるかも?とか、
トラックパッドが押しづらくて無意識のうちに力んだり、強く押しちゃってるかも?
と思った人は要注意ですよ。
さてさて、早速。
【トラックパッド調整に必要なもの】
前掲のバッテリー交換の話から読まれている方には、
バッテリー交換に必要な(+)と(Y)に加えて、(☆)型のトルクスドライバーが必要とお伝えした方が
解りやすいですね。
このトラックパッドの調整は、バッテリーを外した状態で行います。
よって、バッテリーの外し方の手順は簡単に下記にも記載しますが、
このページから読まれた方はバッテリー交換(換装)の記事にて、
手順(1)〜(8)の詳細をご確認ください。
※ (1)〜(8)の採番は統一してあります。
【トラックパッド調整の手順】
(2) 安全のために、予め電源ケーブルを外し、バッテリーの充電を0%(空っぽ)に放電しておきましょう。
(3) 本体の裏蓋を(+)型精密ドライバーで外す。
(4) 裏蓋を開けるとこんな感じ。右下の長方形の黒い部分がバッテリー。
(5) バッテリー左端の「!」マーク付きのシールの注意事項を読んで納得したら続行。
(6) バッテリーが固定されているネジは2箇所を(Y)型精密ドライバーで外す。
(7) バッテリーと基板をつなぐケーブルを外す。
(8) バッテリーを外すための取っ手シールをつまんで、手前に引き上げる。
ほいでもって、
/// バッテリーが外れた状態 ///
にしたら、
(9) このトラックパッドの裏側の凹みが、調整ネジになっています。
(11) 調整の前に、トラックパッドのパカパカ感(遊び具合)をチェックしましょう。
(10) (☆)型トルクスドライバーで調整します。
・左回し→ 緩める。遊びを増やす。
・右回し→ 締める。遊びを減らす。
(12) 自分の好みの遊び具合になったらOK。元に戻すには逆の手順を踏んでください。
バッテリー交換とともにトラックパッド調整をされる方含めほとんどの方は、
このネジが締まりすぎて遊びが少なくなっているためにトラックパッドの効きが悪くなっていると
思われますので、まずは左回しで緩めることになると思います。
しかし、緩めすぎると逆に、クリック時の圧が分散してしまうのでしょう、
それはそれでまた効きが悪くなりますのでご注意ください。
また、どれくらいの遊び具合が適切かは、個人の好みにもよると思いますので、
いろいろ試してみてください。
以上、参考になれば幸いです。
(☆型)T6トルクスドライバー
(+)型精密ドライバー
※僕は軸の長い右側の方を愛用しています。
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