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「由縁別邸 代田」再訪

久方ぶりに、やっと行けました「由縁別邸 代田」。3回目かな。

開業当初のとんでもない予約の取れなさは緩和されたと思うものの、未だに人気で、さくっと行くことが叶わないのは、館内音響演出(サウンドデザイン)を担当した者としては嬉しい。ほんとは、日帰りでちょいちょい行きたいんだけど…という思いはあるけど、みなさんが楽しんで下さっていると思うと、やはり冥利に尽きます。

サウナブームということもありますが、改めて、ここのサウナ、良いのです。
サウナ室(サ室)は、男性は敢えて無音の中、12分計のモーター音やヒーターの音、背後で時折発動するオートロウリュの音を楽しむアチアチのドライなボナサウナ。
女性の方は富士山の麓まで行ってレコーディングしてきた水琴窟のようなサウンドの中蒸されるミストサウナ。IZU MIKAN氏プロデュースのアロマミストだそうで、羨ましい。

そして、16-17度の水風呂。個人的にこれくらいの水温がやっぱりよい。
水風呂に深さを求める方、ここは他の人がいない限り、贅沢に寝そべって入るやつです。水風呂に入ってる時間はだいたい1〜2分だと思うので、同時にサ室に入って出る”連れ”が居なければ、他のお客さんが居てもほとんど寝そべって入れるのではないかな。
ということでいうと、女性のほうは入浴してないから(当たり前…)よくわからないのですが、野郎のほうは断然、ソロでのサ活向け。

ほんでもって、
セットの〆は、世田谷の住宅街の音と、同じくRECしてきた湧水音とのマリアージュの中でベンチに雑魚寝できる外気浴。
(住宅街ですら)時間帯によって飛んでる鳥が違うんだな、とか改めて気づくし、あのカラスの鳴き声さえ愛おしく感じる不思議。

飛ぶぞ。(とびまちた)

加えて、内湯では天井に映る湯船の水面の揺らぎの影を見ながら、池田のサウンドマジックでトリップ出来ます。

っと、お風呂場の音ばかりを解説しましたが、男女のお風呂場手前の待合室は転調に転調に転調を重ねて無限にループする音楽で、異空間であるお風呂場と、受付のあるホールを隔てるようなトリッピーな演出をしています。ちなみに、ここではアイスが食べ放題。食べすぎてお腹壊さないように。

また、茶寮では由縁別邸 代田を象徴するようなテーマのピアノ曲、
料亭にも料理をいただきながらワクワクするような音楽を。
それぞれ、時間帯ごとに異なる音源が流れるようになっています。

これら各音源の音量感とか、久方ぶりに現場に行って一聴しただけで、より洗練されていることがわかる。
季節的なものもあるかも知れませんが、サ室の温度、水風呂を含めた湯船の温度も、記憶している限り、前と変わってる。
そんな調整をちょいちょい重ねてきて下さってるんだろうことを伺い知り、スタッフさんに感謝です。

地元の方たちもよく通われてるとか。
やっぱり、こういう方がいるところだから、リピーターも増えるのだろうなと、接客業には無知ながら、思ったです。

「由縁別邸 代田」、開業は2020年9月末。その約半年前にコロナ禍に突入して、県境またぎの移動が制限されるなどしたことで、水音をフィールドレコーディングしに行くスケジュールが大幅にズレるなど館内の音楽やサウンドを担当した僕の制作にも少なからず影響が出た。でも、それ以上に、実際の旅館営業って、ほんと多難な時代に出来た施設だと思うのです。それでも、人気が途絶えないのは凄いなぁと、感心するばかりです。

あ、茶寮では、季節ものな気もしますけど、グリーンレモンサワーがオススメです。芋焼酎を使ったレモンサワーがこんなに爽やかなのは、グレープフルーツのような柑橘感がある青々したレモンのお陰か。お酒が好きな方、是非お試しあれ。

また、行きます。


由縁別邸 代田
※ こちらから、宿泊、日帰りなどの予約もできます。
https://www.uds-hotels.com/yuenbettei/daita/

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