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震災復興支援ミュージカル「あの空をこえて」

ミュージカルの音楽を担当しています。


兵庫県西宮市の夙川(しゅくがわ)という町にある大手前大学は、
17年前の1月17日、のちに阪神淡路大震災と呼ばれることになる地震によって
本館校舎が倒壊、学生が犠牲になった。
そんな悲しい苦難の中にあった在校生たちが、”何かしなくては”という思いから
「復興祭」を企画し、大学はもちろん、夙川の町の人たちと一緒に力強く立ち上がった。

そんな実話をもとにしたオリジナルミュージカルです。

演じる大手前大学の学生たちは、ミュージカルを専門にしているわけではなく、演技も、踊りも、歌も、素人ですが、
そんな彼らが、今まさに、鬼のようなレッスンスケジュールをこなし、それでも足りないからと日々自主練習を重ね、
「3.11東日本大震災で被災された方々への復興支援の思いを伝えたい」という一心で、頑張っています。

3.11が発災した時に、僕は丁度、首都直下地震対策関係の仕事をしていた、とは、
以前も書きましたが、3.11から間もなくして、被災地に行ったりしている最中、
本作の音楽を担当してくれないか?という話を貰いました。

Twitterでフォローしてくれている方は、覚えているかどうか…という感じではありますが、
「来年にかけて、自分にとってとても重要な仕事を頂いた。公表できる段階になったらお伝えします。」
というような事をその時に呟いた記憶がありますが、それがこの作品です。

3.11は、直接被災された方ではなくても、皆さんに何らかの影響を及ぼして今日に至ると思いますが、
僕にとって、少なくとも2011年という年は地震にまつわる事を手がける年で、そういう運命なんだと思っています。
「阪神淡路大震災を経験し、そこから立ち直った学校とその町だから、伝えたいことがある。」
というこの企画に込められた想いに、お力添えできれば僕の本懐。
少しでも良い作品になるよう、精進中です。

また、追加の報を書く機会もあると思いますが、どうぞ、下記よろしくお願いします。

震災復興支援ミュージカル「あの空をこえて」特設ページ(大手前大学) 

※特設ページの下のほうにあるリンクから、作品のあらすじや現在進行形の練習風景(メイキング)をチェックできます。
僕の作ったデモに乗せて歌やダンスのレッスンをしている映像もありますよ。


「あの空をこえて」公演概要

【上演日】
2012年1月17日(火)
【開演時間】
(1)13:00~ (2)18:00~ (各回30分前開場)
【会場】
ピッコロシアター大ホール (http://hyogo-arts.or.jp/piccolo)
【鑑賞料】
1,000円(中学生以下無料)全席自由 ※鑑賞料は東日本大震災復興支援募金へ寄付いたします。
【お問い合わせ】
大手前大学・大手前短期大学 大手前ルネサンス制作・上演プロジェクト事務局
TEL:0798-34-6331(平日:9:00~17:00)

【スタッフ】
制作:塩屋 俊
脚本・台本:前田 有貴
音楽:池田 陽介
演出:佐渡山 順久
プロジェクトリーダー:福井 有
ジェネラル・プロデューサー:岩崎 宏

大手前短期大学創立60周年記念事業
【主催】大手前大学・大手前短期大学 大手前ルネサンス制作・上演プロジェクト
【共催】大学コンソーシアムひょうご神戸
【後援】兵庫県・西宮市・尼崎市・西宮市大学交流協議会

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