2/1夜から東京で降った雪の写真を撮りました。
雪の夜は、曇天の夜空と積もった雪と舞い落ちて来る雪で
グレースケールに覆われます。
雪の夜は、雪の白を背景にして、見慣れたネオンや街灯の光が
いつもと少し違った色彩に見えます。
普段より交通量は減り、通った車のヘッドライトの色が
キャンパスの上を走る蛍光塗料になります。
雲が切れ、月明かりが雪に反射し、夜明けを待たずして、
夜は明るくなります。
空が白みだす頃、水分を多く含んだその雪は融解を始め、
消えてゆきます。
東京で雪が数日間降り続くことなんて、滅多にない。
だから、東京23区内にも意外と点在する林の中では、
冬の到来と春の足音を一昼夜で感じることができます。
降雪は、東京人にとってある種の珍事であり、
それ故に感性を刺激してくれるイベントのようなもの. . .
なのかも知れません。
(゚▽゚)ノ