年始早々、不幸の話で申し訳ないのですが、
そんな話ではあれど、僕は感動しました。
昨年暮れ、僕もチビの頃からお世話になった
実家の向かいお家のじーちゃんが亡くなりました。
そのじーちゃんの通夜の翌日には
大学の頃からお世話になっていた方の葬儀があったりと、
気分は鰻下がりの年末を送っていたのですが、
そんな僕が感動したのは、暮れから正月にかけて、
多くの家が門松を飾ってる中、
実家のある区画の前の道路だけは門松がひとつも無いことなんだ!
すげぇぇ、この気の遣い様。
もちろん、うちも門松は今年出してません。
まずは門松を飾るという風習がちゃんと残ってること。
そして、ご不幸があった家の近隣は敢えて気を遣って
門松を飾らないという、二段活用。
昔からの風習としては当たり前のことなのかも知れないけれど、
もう、習わしも常識もへったくれも無い。そこには意志がある。
あー、俺、ここに生まれて良かったわ。