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マクロビ料理教室

「料理とは化学の実験である」が哲学たる、いけぽにゃ化学研究所所長としては、
料理教室に通うなんぞ考えられない話である。

世の中、料理の出来る男性が増え、そういうデキる男が脚光を浴びるご時世だが、
おいらと言えば、かつての男子校時代、家庭科でリンゴの皮むきテストクラス最下位、
ハンバーグの調理実習では、出来上がりの採点前に食べてしまって無得点。
家庭科の村田玲子先生に呆れられたおいらが、
興味をもったマクロビオティックとは!?(大げさすぎ)

マクロビオティックって、名前くらいは知っているという程度には
結構知られたジャンルの食事だけど、
結構、曖昧に認識されてるというか、僕も「玄米食べるんでしょ?」
「野菜中心なんざんしょ?」くらいの把握しかしていなかった。

ま、マクロビの意味については、僕がどうこう言うより、Wikipediaを見てくれ(苦笑)

ポイントは、陰陽論を取り入れた日本発の概念で、
食事の種類というより、食生活とか、ライフスタイルみたいなおおきな概念に
焦点をあてた「考え方」であるということか。

当初、日本では普及せずに、海外で流行った際に、当時のヒッピー的考え方とか、
さらにはカルト的な考え方と結びつくこともあったようで、宗教チックな匂いもするけど、
実際には、宗教っつーより、哲学、考え方って感じだな。

僕の周りに、わりとマクロビに近い食生活の人もいて、
そういう人たちに誘われて参加した今回の料理教室なんだけど、
急進的に、というか、強迫観念的に菜食しかしませんって人たちじゃないので、
とても身近なものに感じられ、決して、縁遠い食生活では無いな、意外と僕も普段から
それに近い食生活をしてることもあるかもなぁと思った。

それ以上に、料理がめちゃくちゃ美味かった。
マクロビの料理と言うと、穀類中心でボソボソなものを想像してたんだけど、
ちょx-xx-x-x-x---x--xx-x-x-x-x-x--うんめぇぇえ!

僕ん中でのNo.1はバジルのパスタっすな。
今まで食べたパスタの中で
一番美味しいパスタのひとつと言ってもいいかも。

ところで、果たしていけぽにゃの包丁裁きはいかに!?という話ですが、
えぇぇと、
料理の腕の確かな女性のみなさまにお任せさせていただいた結果、
勇んで持参したエプロンを装着したところ「それ、エプロンじゃなくて前掛けだよ」と諭され、
完全に味見係に徹させていただきました(^_^;)

この前掛け、アチぃでしょ?
でも、関係者ではございませんので。

買出しを夕方の 17時半に始めて、料理開始が19時半。
ご飯を食べた後、ずーーーっといろいろ語り、帰途についたのは、朝7時でした(爆笑)
肉食怪獣の僕ですが、
人間の体って複雑怪奇だなぁ、
ほんとに美味しいものって何なんだろうなぁ、
ってのを凄く考えるきっかけになったなぁ。

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