ニッポン放送1242の恒例ゴールデンウィークイベント「ラジオパーク」に出展の、チャレンジドスポーツブースの運営お手伝いをしてきました。
以前より、仕事の関係もあって、いくつか障害者スポーツの大会を観戦したり等していたのですが、競技としての面白さを知るにつれ、正直、日本では知る人ぞ知る…と言っても過言ではない障害者スポーツ競技の事をすこしでも周りの人に知って欲しいと思うようになりました。
そんな経緯があってお手伝いしたラジオパーク当日の2日間は超快晴。公式データは解りませんが、イベント来場者数も上々だったことと思います。
チャレンジドスポーツブースは、日本障がい者スポーツ協会や東京都障がい者スポーツ協会の後援によって、展示、競技体験、トークショーの3つを柱に、チャレンジドスポーツのことを知ってもらう、その魅力に気づいてもらう、そして、次、競技大会があれば観戦してみようと思ってもらう、そんなことをテーマにした出展でした。
障がい者スポーツ競技って、パラリンピック種目になっているものだけでも結構沢山あるのですが、その中でも
- ブラインドサッカー (アイマスク着用、鈴の入った音の出るボールを使ってのフットサル)
- ゴールボール (アイマスク着用、鈴の入った音の出るボールを使ってのハンドボール)
- ウィルチェアラグビー (車椅子に乗ってのラグビー)
- 車椅子バスケットボール
- 車椅子テニス
寺西一選手(乃木坂ナイツ)
浦田理恵選手
永易雄選手(HEAT)、生方亮馬選手(RIZE)、宮野竜一選手(RIZE)、渡邉翔太選手(Freedom)
新見健太選手(東京ファイターズBC)、三浦恭寛選手(東京ファイターズBC)、三浦宣樹選手(東京ファイターズBC)、森田優選手(Cools)、小玉祐輔選手(Cools)
藤本佳伸選手、堂森佳南子選手
これらの競技については、現役の選手に来てもらい、デモンストレーションや競技体験、トークショーなどを行いました。
「チャレンジドスポーツ」. . . 馴染みのないフレーズに、呼び込みの声掛けをしても興味無しの方ももちろんいましたし、アーティストやタレントのステージ目掛けて移動してる方には耳にも届かないようなこともありましたが、それは仕方ないよね。
しかし、一方で、車椅子の試乗、各競技の体験などに参加してくれた方、トークショーを聞いて下さった方の大半は、もともと「チャレンジドスポーツ」のことを知らなかった人だったよう。さらには、帰り際に「こういうPRもっとやらないとね!」「知れば、絶対興味もつよね。」「大会行きますよ。」そんな声を掛けて下さった方もいました。嬉しかったですね。
もし、同じような機会がまたあるのなら、こういう方を増やしたいし、さらには、チャレンジドスポーツの中の◯◯の競技に興味があるとか、△△選手のファンなんですっていう人、増えたらいいなと思います。
今回参加された現役選手たちが障がいを抱えることとなった経緯をトークショーでも聞いたのですが、先天的な障がいのみならず、高校の器械体操の部活練習中の怪我、20歳過ぎてからの病気で視力が低下、友達とのドライブ中の交通事故で. . . と、大人になってから転機があって、障がいを抱えることとなった選手が少なくなかったようです。
これって、自分や自分の身近の人にとって、決して縁遠いわけではない話なんだと思うんですね。
話を聞いた現役の選手たちは、変にネガティブな心持ちで競技と向かい合ってるわけではなくて、純粋にアスリートとして競技にのめり込み、高みを目指しているようです。
ウィルチェアラグビーの永易選手は、「競技のことを知ってる人は少ないと思うけれども、試合を観に来て貰えれば、きっとその面白さを解ってもらえると思うし、自分たちも、面白さを伝えられるように頑張ります」と言っていました。
2020年について。オリンピックばかりに注目が行きがちですけど、もちろん、パラリンピックもある。競技について知らないでパラリンピックに関心を持てないより、知ってて愉しめるほうがいいじゃん?そんな感じのスタンスで、僕自身、チャレンジドスポーツについて、もっと知りたいなと思っている次第です。
よかったら是非、チャレンジドスポーツに注目してみませんか?
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