先週末、7/31(金)〜8/2(日)に行われた、ジャパンパラ2015 ゴールボール大会。
大会2日目に行ってきた。
ゴールボールは、視覚障がい者向けの競技。
高さ1.3m、幅9mという、サッカーのゴールに比べて高さは無いけど、幅がだいぶ広いゴールに向けてボールを投げ合い、得点するスポーツ。
障がいの程度によって、全く見えない方から僅かに見える方までいるので、競技の時は、競技力に差が出ないよう、完全に見えないようにアイシェードをする。ボールは、バスケットボール大の7号サイズで、材質は小学生のバスケで使うようなラバー製のもの。その中に、鈴が入っていて、転がすとカラカラと音が鳴るのを聞いて、ボールの動きを把握する。
これがね、僕も試したことがあるんですが、難しい!
ブラインドサッカーにせよ、ゴールボールにせよ、ボールに入った鈴とあらゆる気配によって、ボールの位置や周囲の状況を確認するってのがね、難しいのは想像できると思うんですが、実際やってみるとガチで難しい。ガンダムならニュータイプじゃないと、聖闘士星矢ならセブンセンシズに目覚めてないとって思うくらいに凄いことを選手はやってのけてるなぁと感心します。
実際、競技中はこんな感じです。
自陣から敵陣まで9mあるそうですが、男子選手だと0.5秒でボールが到達することもあるらしく、
一瞬の判断だよね〜。すげー。
で、実際の試合はというと、
3日間の大会を終えた日本チームの成績は、今回、トルコ、ロシア、韓国、日本の出場4カ国で4位でした。
かなり悔しい。主力の浦田理恵選手や安達阿記子選手が、怪我で出場出来なかったのが相当イタかった。
以前、ラジオパークに浦田選手が来ていてファンになったので、プレーを見たかったんだけどということと、
なんつっても、日本はロンドンパラで金メダルだからね。
でも、主力選手を欠いた中、実戦経験を積んだ若手選手には、今後おおいに期待したいところです!
ちなみに、観戦する方も、試合中は静かにしないといけないので、場内の実況アナウンスにエリアFM放送を使い、ポータブルラジオを観客に貸し出していたり、超音波でまっすぐにしか音が飛ばない(普通のスピーカーは正面に居なくても音が聞こえるでしょう?あれは音が拡散しているから聞こえるのです。)超指向性スピーカーというので客席だけに聞こえるような実験をしていました。
いろいろあと5年で取り組まなきゃいけないこと、沢山だね〜=3
コメントを投稿するにはログインしてください。