人生初の胃カメラを体験。
こういうの結構得意だと思う. . . という楽観は
見事に崩壊する。
鼻から吸って、口からゆっくり息を吐く。
何て事の無い作業だし、ラッパ吹き経験者としては
朝飯前なはずだったのだが. . .
4-5回呼吸をした直後、なぜか鼻が詰まるという
ギャグとしか思えない驚天動地の珍事に見舞われる。
ちなみに、胃カメラを飲んだ事のある人はわかると思うけど、
検査中の数分は断面が鉛筆よりぶっとい長い管が
口から喉を通り、胃や、さらには十二指腸まで通っている。
それ故、担当医からは、絶対にツバを飲まないようにと言われる。
(ツバを飲む行為は喉を締めるので、喉を痛めてしまうのだろう)
口の中にツバが溜まりに溜まっているのに、ツバを飲まずに
口から息を吸うことがどれだけ難しいことか。さらには、
そんな管が通っている状態で、「先生、はっ、鼻が. . . 」の一言さえ
言えないというか、声が全く出ない。
また、息が気管に入らず、胃に入ってしまうため、
信じられないくらいゲップが出る。
ちなみに、ゲップも胃の内壁が不意に収縮して、
撮影が出来ないので、我慢して〜と言われる。そんなぁぁぁ。。。。(;o;)オェェェェエ
途中から、もう長い管が身体の中心まで通っていることを
どれだけ意識しないかに終始することで何とか乗り切ったが. . .
その時、無理矢理に考えていたことは、
もはや、十二指腸まで達した空気は、ゲップとして処理するべきか、
むしろオナラにして差し上げるべきか、ということである。
どっちなんだろー
いやはや、生理現象とは言え、汚いお話ですんまへん。
あんな状況で想像力を働かしても、
そんくらいしか思いつかない状態でした。
一緒に検査した70歳近くのおじいさんも
アレだけは何十回やってもダメだなぁ. . . と漏らしていたが、
内視鏡検査室から出て来た僕の顔はぐちゃぐちゃ。
ただ、検査結果はまだ出てないが、
担当医師曰く、胃から十二指腸までとても奇麗だそうで一安心。
しかし、出来る事なら胃カメラは二度とやりたくないなー。