コンピュータから遠のいた生活をしていたこの数日の間に30歳になった。
メールやら、なんちゃらサービスやらで
HBメッセージをくださった皆さん、ありがとうございました。
30を楽しみにしていた自分と、もう30になっちまったかという自分、
どちらかと聞かれれば、実のところ、前者のウェイトが高かったりする。
そして、音楽家 池田陽介にとっては、30歳になったことよりも、
エンタテインメントビジネスを学んだ上で、20代のうちに音楽の道に
再突入するという当初からの計画にのっとって今の立場になってから、
1年が経ったということが大きいように感じてる。
1年間フリーランスで活動してみて、とにかく学ぶことが多かった。
2年目に突入した現在、もっと素敵な作品を、もっと世に出し、皆さんに
届けられるように頑張るとともに、一方で、1曲1曲を大切に生み育んでいきたい。
表題の問いは、恐らく世界で一番ハイリスクな雇用環境であろう
ハリウッドビジネス界で活躍する大学の先輩が、
僕が今の仕事に就いた際に送ってくれたメッセージ。
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君の場合は、要は会社に居たときより今の自分が張りを持って生きていればいいんじゃないかな。逆にそうでなければ、会社を辞めた意味がない。その辺が自営業で成功するかどうかの分かれ目だと思う。また日本で会えるのを楽しみにしています。とにかくがむしゃらに走るように!ブヒヒンブヒヒン!!
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とても基本的で単純で当たり前のことなのだが、同時に、
昨日より今日、今日より明日がより意義のある日になるように
常に気張っていることがどんだけしんどいことか。
しかし、僕ほど、自分に甘い人間もなかなか居ないので、
この言葉を思い出しては、自分を律するようにしてる。
いろいろ20代を振り返ってみると、
そういや、10年前の僕が発した言葉。
「等身大の自分を爆発させろ」
1998年、早稲田塾という、大学受験予備校の駅貼り、電車中吊り広告に登場した際、
現役合格を目指す高校生たちに向けたメッセージ。
「自分らしくていいんだよ、虚飾は要らないさ。
でも、めいっぱい背伸びはしようぜ。その背伸びとは自分の内にある力なんだよ。」
って意味なんだけどさ。
10年前から俺が成長してない部分なのか、
それとも、10年前に何かを悟っていたのか、
その答えは今はわからないんだけど、
ん~、20歳にしてはなかなか重いこと言い放ったな^^;)
僕が世の中のために出来ること。
それはいい作品を作れるように、一生懸命、この人生って旅路を冒険することです。