1年に1回しか筆を取らないので、
書き初めなのか書き締めなのか、よ~わからんが。
墨を磨ると、その色合いの深さにちょっとびっくりする。
めんどくさがりなオイラは、墨汁をぴゅ~っとやっちまうばかりなのだけど、
今回は墨をシュリシュリッっと磨りました。
墨汁は水で薄めても、きわめて色合いが二次元的なのに対して、
墨を磨るのは、適度な濃さになるまで時間がかかるのだけど、
三次元的な深度をもった墨色が美しいなと、今更ながらに実感。
何というか、墨汁は結局単色だけど、磨った墨はグラデーションの集合
って言ったほうがわかりやすい?
筆も墨も、学校の授業で使ってたものなんで、全然いいものじゃないけど、
墨の筆の毛への馴染み方なのかな、それとも墨汁の添加物のせいなのだろうか。
原因はよくわからない。いや、一生懸命墨を磨ったので、絶対こっちの方がいいはずだ
という錯覚なのかも知れない。
でも、自分がいいと思えば、それがいい色なんだということで。
最後に、中学の書道の授業で彫った印をねっとりと捺す。
来年、また、ちょっぴりスパイシーな新年のご挨拶になりそうです。
年初に、書いた書はUPする予定。お楽しみに。
むひょ~ん(゚д゚)ノ