苗場プリンスホテルにて毎冬恒例の、ゴスペラーズさんのライブに
行って来ました。
新年早々、嬉しい話ですが、ちょいとバタバタしていて、
「今年は断念しなきゃいけないかなぁ」と思ったりもしたのですが、
昨年も苗場に来て、めっちゃ愉しかったことが忘れられず!!
昨日、17時30分まで曲づくりをして納品した後、
18時に家を飛び出し、Bダッシュで苗場までやってきました。
メインとなるライブは、ウォームなサウンドにほっこりするアコースティックライブでした。
昨年は、「本格的なLEDスクリーンを初めて導入してみた」って話をMCで聞いたような. . .
そんな演出が醸し出す雪山の夜ならではのある種TRANCYな空間のライブステージだったけど、
今年は、カジュアルな衣装の5人の侍の兄さん方と、
バックバンドの楽器もウッディなものが多く並んでいるという、
昨年と全く異なる演出に、開演早々、おぉっと!思いました。
特に、佐々木真里さんの木製彫刻の施された茶色いグランドピアノの存在感が凄かった。
後でご本人に伺ったところ、スタインウェイ製だそうです。あんなモデルも存在するんだね。
調べてみたら、William E. Steinway Limited Editionってやつかなぁ。
いや、もっと大胆な彫刻だったような気もするなぁぁ。
とにかく、エレガントなグランドピアノでした!!
楽器やアレンジはもちろん、PAさんのサウンドデザイン、歌い方、弾き方ということも含めて、
武道館や代々木体育館など、大きな演奏会場で聴いたナンバーも
ひと味違った響きに作り上げられていて、じっくり聴き入っちゃいました。
ほんと僭越ながらライブ後にご本人にもお伝えしたのですが、
♪アルモニアの北山さんリードボーカルは特にほっこり来ました!
あと、♪HUMAN NATUREの人工Delay!!「Why, Why(Why)?」あの絶妙なDelay感は痺れたなぁ。
あと、アカペラナンバーが多くて、一応、元アカペラシンガーの僕的には
懐かしさも含めて、愉しかった。
また、ゴスペラーズさん15周年の昨年は怒号のようなスケジュールをこなしてらっしゃったので
今年一発目の苗場ライブは、15周年漂流記(全国ツアーの名前)の打ち上げにしよう!!!という
テーマだったらしく、いつもに増してアットホームな雰囲気の中、爆笑トークに腹を抱えました。
でも、苗場に行くために不眠不休で仕事をやってきたので、
全然眠くはなかったんだけど、テンションがどうにもおかしく(笑)
黒沢さんが、何故かプレスリーの格好をして歌ってた山下達郎さんの
♪DONUT SONG(昔、ミスドのCMで使われていた曲)ですが、
サビの部分、
//
OH 君とだけドーナツ(↓)
OH 食べたいな ドーナツ(↑)
OH 甘いキスドーナツ(↓)
・・・
//
って、”ドーナツ”の部分のメロディが、下向と上向を繰り返すでしょ?
下向のときの「ドー」と、上向のときの「ナ」の音韻の響きが
妙に心に染み入ってしまって、感涙を流してしまいました。
寝てないと、何だかスイッチの入りが自由になりません?(笑)
笑って泣いてた人は居たかも知れないけど、
じーんっとして泣いてた人は僕くらいだったりして. . . たぶん。
ライブ後は、懇親会に混ぜていただきつつ、妹尾武さんのリサイタルや
バリケーンさんのクラブも満喫。一晩、ゴスペラーズテーマパークを
フルコース愉しみました。
懇親会では、全国で第一号の地ビールらしいビールもいただきながら、
何とようやく!僕が小学生の頃から憧れていた、
T-SQUAREの元メンバーであり、ゴスペラーズさんのサポートベーシストの
須藤満さんと初めてご挨拶させて頂きました!!!感激!!!
また、懇親会部屋の片隅で酒井さんと、長年ゴスペラーズのライブのPAを
担当されているacoustic佐藤さんが、ネタでバーのマスターとバーテンダーをやり始めて、
角ハイボールを作ってもらいました。何て貴重な体験(笑)
正直、ほぼ無茶なスケジュールの中、無理矢理、
苗場まで吹っ飛んで行ったのですが、ほんとによかった!
さて、明日は昨日上げた音のMA作業。
吹っ飛んで帰って参りました。
愉しんで鋭気を養い、パワーを頂いたので、さー、仕事じゃ!!
俄然、盛り上がってきましたよ!!
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