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北へ。

日本の原風景という言葉があります。

僕にとっての原風景って何なのでしょう。

山間部ののどかな景色、一面に広がる田園風景、静かな港町、、、
決して、幼い頃に生活した環境ではありません。
でも何故だか、郷愁を感じます。

不思議だね。

記憶の外側に、懐かしさの源泉があるのか、
遺伝子に組み込まれたものなのか。

難しいことはさておき、
僕の中の原風景とも思える光景が、
ガラス窓一枚挟んだ向こう側に広がっている。
車窓から下を覗き込むと、すぐそこに懐かしい欠片が転がってる。

そこは、原風景のある「現場」です。

列車を降りれば、境界線すら無くなります。

カメラも時々、カシャカシャと。

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