岐阜に行って来ました。滞在したという意味では学生のとき以来かも。
いいとこだよね。
長良川河畔の朝の風景が、何とも趣深かったので写真におさめてみました。
コンデジも持っていたのだけれど、ローテクなiPhone 3GSのカメラで撮ってみました。
何がローテクかと言えば、デジタルとは言え、写真はやはりレンズだのセンサーだの
カメラとしての基本性能が大事で、まぁ、一眼レフのように、口径の大きなレンズで
たっぷり採光出来ない以上、コンパクトデジカメ、さらには携帯カメラは、センサー命なんでしょう。
そういう意味では、iPhone 3GSのカメラは超ヘボいです。
とは言え、逆にそのヘボさがよかったりする時もあって、
たとえば、精彩さに欠くからこその味わいなんてのは、
一眼レフを持ち歩きながらiPhoneでもスナップを撮ってみると意外にも気づいたりします。
実際、下の写真は、上の写真と同じ時間、同じ場所から撮ったもう一枚ですが、
測光ポイントを空にしたのが上の写真で、山の暗い部分で測光したのが下の写真。
性能がヘボいので、アンダーは思いっきりアンダーになるし、オーバーは思いっきりオーバーに。
でも、めっちゃオーバーになった写真の彩度を、レタッチアプリでちょちょいと半分くらい下げてやると
フィルム撮影した往年の映画の風景ショットみたいな画になる。
(完全に彩度を落としちゃうのではない、少し色味を残すのがミソ、だと思っている)
岐阜といえば、関ヶ原。ほら、合戦前の朝もやの風景みたいに思えなくも無いでしょ(笑)
でも、霧やもやは全く出ておらず、逆光で露出がオーバーして、ホワイトアウトしてるだけっていう。
ま、そうやって、想像力でイメージを補完するのも楽しいです。なんつって〜。
ちなみに、使ってるレタッチソフトは、Adobe Photoshop Expressです。
言わずと知れた唯一無二のフォトレタッチソフトのiPhoneアプリ版で、使っている人も多いと思うけど、
操作も楽だし、いろいろいじれるし、フィルターのプリセットもあったりして、なかなか良いです。
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