久々に嗜んだ、電気ブラン。
文明開化の後味がする。
ご存知だろう、
東京都台東区浅草にある神谷バーの創業者、神谷伝兵衛が作ったアルコール飲料。
当時電気が珍しかった明治時代に誕生した、ブランデーベースのカクテルである。大正時代に流行した文化住宅・文化包丁などの「文化…」、あるいはインターネットの普及につれて流行した「サイバー…」や「e-…」などと同様に、その頃は最新のものに冠する名称として「電気…」が流行しており、それにブランデーの「ブラン」を合わせたのが名前の由来である。
━━http://ja.wikipedia.org/wiki/電気ブランより引用。
神谷バー以外に、
上野や浅草辺りに、以前はちらほら飲めるお店を知っていたけど
無くなっちゃったりしたお店もあるなぁ…と思っていたら、
ハイボールブームの追い風に乗ってメニューに載せる店が増えている、だってさ。(同Wikipedia)
まぁ、典型的な酒好きのための酒で、
太宰治のいう通り、人間失格の味がするけど、
たま〜に口にしたくなるのは、味が好きというより、
あの時代の浪漫に想いを馳せてみたい時があるからなんだろうな。
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