ゴスペラーズのライブを観に、武道館に行ってきた。
まさに特等席と言える程の席を用意いただいており、感謝感激です。
歌も、ステージも、一体感あるファンの皆さんも、素晴らしかったなぁ。
おいらはライヴパフォーマンスをする人間では無いけれど、
相当にいろいろな学びがありました。
そして、もうひとつ感動したのは、
ベーシストが、僕が小学校の頃からずっと好きだった方だったこと。
ステージからは遠い席で、最初、遠目ではわからなかったのだけど、
大型ヴィジョンにベーシストの手元が映ったとき、
何だか馴染み深いようなサウンドと、見た事あるベースの構え方が相まって、
もしや!と思っていたら、やっぱり須藤満さんだった。
メンバー紹介の時には、DOOBA WOOBA!!を彷彿とさせる
高速スラッピングで、客席とステージメンバーを湧かせていた。
小遣いを貯めて買ったCDを、一年間で1000回は余裕で超えるくらい聴いたはずと思う。
でも、ベースと言えば、ルート音のフィンガリングかピッキングくらいしか
理解していなかった小学生のおいらには、一体何が行われているのかわからなかった。
楽譜屋に通って、頭で曲を流しながら譜面を立ち読みし、ベースパートの
意味不明な記号とにらめっこしながら、きっと何か変な事が行われてるに違いないという
確信だけは持っていた。
そして、中学になって、初めて手にしたライヴビデオで須藤さんの演奏を観て、
初めて全てが解決した。それから何度も観た。
武道館の大型ヴィジョンに映った光景は、
そのビデオの映像と全く同じだったから、一発で解った。
ハモリ倶楽部に行かれる方は、ゴスペラーズの素敵な歌とともに、
ぜひ、T-SQUARE(THE SQUARE)の80-90年代を支えたベーシストの
サウンドを楽しんできてくださいね!