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ボーカルREC用マイクを新調、「LEWITT LCT550」を買った。

 
 
 
先日、記事を書いたボーカルマイク選びも無事終了。
 
 
 

 
 
 
なんつって買ったのは、もう2ヶ月以上前なんすけどね(苦笑) ようやく記事書けました。

さて、マイク選び. . . 僕自身、あんまり詳しくない方面のことなので、友人のレコーディング&ミキシング・エンジニアでNK SOUND TOKYOのNeeraj Khajanchiくんや、某ショップのKさんに、俺はあーしたいんだ、こーしたいんだと話を聞いてもらって、具体的なアドバイスを頂きつつ、前の投稿の通り、

  • ■ Audio Technica AT4040

  • ■ LEWITT LCT550

  • ■ NEUMANN TLM102

を借りてきまして、自分の制作環境で試した結果、購入しました、FETコンデンサーマイク「LEWITT LCT550」。
ニラちゃん、Kさん有難うございます。

LEWITT LCT550

LEWITT LCT550

あくまで、「エンジニアではない僕が」、「デモ録りを中心に宅録する目的で」、「僕の機材環境において」、最終的には「僕の好みで」選んだものなので、他の方の参考になるものかどうかはわかりませんが、またいずれマイクを新調したり、機材環境に手を加える時のために、自分の備忘録がてらメモを書き留めておいてみます。

さて、マイク選びの前提となるのは、

【使用目的】
主に、デモボーカルを自分で歌って録る用

【使用場所】
主に、自宅の制作作業部屋、つまり宅録。

【マイク購入予算】
5〜6万円で収まれば無問題、8万円以内で。

コンデンサーマイクにする前提で、気に入ったものが安ければ言うこと無しだけど、まぁ、相場的に5-6万のモデルで良いのが見つかれば御の字。少し値が張ってもいいけど、8万円台を超えたら、予算オーバーだなという心づもりでした。

【マイクと共に録音に使用する機材】
・オーディオインタフェース: RME FIREFACE800
・ワークステーション: Apple Mac Pro
つまり、僕はオーディオI/Oの内蔵マイクプリアンプを使っています。マイクをFIREFACE800に直挿しということです。

以前は単体マイクプリを使っていたんだけど、自分の環境で生録りをするのは余程のことが無ければデモまでなので、結果的に、システムを出来る限りシンプルにしちゃいました。

っというような前提。

いきなり本末転倒な話ですけど、ぶっちゃけ「巧く録れれば、どんなメーカーのどの型番のものでも問題ない」というのは、間違いないと思います。でも、僕は常に安定してそんな巧く録れる自信はない。そして凄く大切な話として、「僕のための、僕が歌うための曲を作るわけじゃない」「僕が歌って録るものは、ディレクターなり、本当の歌い手さんが、また、詞先で無ければ作詞家さんも、僕のデモを聴いて表現を追求してもらう為の材料である」ということ。

そうなると、録った時に「ノイズが少なく」「出来るだけニアでしっかり録れる」「あとで編集し易い」。これが大事。

本当の歌い手さんと僕が同じ声域ならいいけど. . . 僕はバリトン声域。J-POPでいうと、若干、声低いのです。また、女声の場合は、どうしても自分で歌わなきゃいけない場合ピッチ修正は絶対しますからね。

そんな感じの基準で、、、

ノイマン(NEUMANN)はすぐ候補から外れまして、オーテク(Audio Technica)とリウィット(LEWITT)で迷った結果なのですが、とても満足してます。

ノイマンは、というかTLM102特有な話で、普通に録っただけでコンプが掛かったような音になりやすい。小さなダイヤフラムと筐体で頑張った結果、こんなになるんだなぁというのがとても解りやすい音でした。ちなみに、僕は歌声が基本デカくて結構太く、息にかなりスピードが有るのですが、声が小さい人、パンチのある歌い方は不得意だけどパンチのある歌を歌いたい人にはむしろいいのかな?

そして、オーテクもすごく良かったんですけど、FIREFACE 800が味付けの無いクリーンなサウンドで、オーテクのマイクも同じ傾向。それらを組みあわせた結果、ちょっと味気ない感じがしました。

一方で、リウィットは、録った声の芯がきちんと座っている感じがして、後々いじりやすだろうなというのが結論。実際、マイクテスト中にデモ録りしてみたんですが、リウィットの方は自分で歌っていて気持よく歌い回しが決まったんですよ。
マイクでこんな気持ちよさを感じながらRECできたのは初めてでした。

ってことで、これに決めた!っと。

さて、購入したLEWITT LCT550の姿をいろいろと写真に記して。

DSC_2855s

DSC_2856s

DSC_2862s

あとはじっくりお付き合いしまーす。

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